引っ越し時のトラブル
進学や就職などに伴い、例年3月から5月は引っ越しサービスに関する相談が多く寄せられます。
引っ越し時に多いトラブル
- 引っ越し荷物の破損・紛失
- 床や壁の汚損・破損
- 作業スタッフへの不満(予定日時に来ない、など)
- 見積もりにない料金の請求
トラブルにあわないために
- 引っ越し業者を選ぶ際は、複数の業者から見積もりを取り、作業員数や補償等、価格以外の条件についてもよく検討しましょう。
- 見積依頼や正式契約までのやり取りで、スタッフの対応が悪いと感じた場合は、利用をやめましょう。
- 契約をせかしたり、無理矢理段ボールを置いていく事業者に気を付けましょう。
- 契約は慎重にしましょう。とりあえずサインしてしまうと、キャンセル料が発生する場合があります。
- 契約先を確定する前に、梱包用の段ボール等を受け取らないようにしましょう。
段ボールの返送料などをめぐり、トラブルになる場合があります。 - スケジュールの打ち合わせは、『何月何日の何時から何時の間に来てください』と明確に伝えましょう。
「何月の何日から何日」としか伝えていない場合、その後細かく打ち合わせをしていないと、事業者との認識にずれが生じ、トラブルになるケースがあります。 - 見積書を受け取る際に『約款』を受け取り、内容をよく確認しましょう。疑問点があれば、事前に事業者に確認しましょう。
事業者が標準引越運送約款を使用している場合は、下記リンクから確認できます。 - 貴重品や壊れやすいものなどは、あらかじめ事業者に申告しましょう。
現金や宝石類、預金通帳など、運送を引き受けてもらえないものもあります。 - 引っ越しが完了したら、すぐに荷物などの状態を確認しましょう。紛失や損傷がある場合は、速やかに事業者に連絡しましょう。
※破損や紛失があった場合、荷物の引き渡し後3カ月以内に申し出ないと事業者の責任が消滅します。
標準引越運送約款
標準引越運送約款とは、引越業者と消費者間のトラブルを未然に防ぐことを目的として、国土交通省が定めた約款です。
引越業者が独自に運送約款を定めることもできますが、その場合は国土交通大臣の認可を受けなければならないので、実際には多くの引越業者が標準引越運送約款を使用しています。
標準引越運送約款のポイント
- 見積もりは無料(事前の了解を得て、実費を請求する場合有)。
- 見積もりの際に、手付金や内金は請求しない。
- 見積書に記載の方法で、料金を請求。
- 解約・延期手数料は、引越日の前々日から必要。
(引越日の前々日の連絡の場合、見積書に記載した見積もり運賃等の20%以内、前日の場合は同30%以内、当日の場合は同50%以内。見積書に記載の『すでに着手した付帯サービス分』については別途請求。)
困ったときは、一人で悩まずご相談ください。
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