自動車を購入する際の注意点
自動車の購入で失敗しないために
- 予算
- 用途・使用目的
- 大きさ(車庫に入るか等)
- 排気量(税金の額が違ってきます)
まずはこれらを検討し、購入する車種などを決めて情報収集します。
購入後も、自動車を保有する限り、税金や自動車保険料、駐車場代などの負担は続きます。整備代や車検費用も定期的に必要になります。毎月どのくらいの費用が必要になるのか、じっくり試算してから購入に臨みましょう。
新車と中古車の違い
- 「新車」…登録(届出)前の車両
- 「中古車」…登録(届出)され、一度ナンバーがついた車両
※登録(届出)されたものの、何らかの事情で使用されないまま流通した車両が、「登録(届出)済未使用車」「新古車」などとして、販売されている場合もあります。
新車の購入
- ショールームで実物を見て確認し、試乗車があれば試乗してみましょう。
- カタログなどで、燃費や価格表、標準装備などを確認し、家族ともよく話し合いましょう。
- 営業担当者の意見も聞いてみて、気に入った車があれば見積もりを出してもらいましょう。
《注意》見積もりをもらっても、すぐに契約しないで!
新車の不適切な販売方法
納車までに時間がかかる人気の車種を新車で購入する場合、販売店から下記のような条件が提示され、これらに同意しない場合は、「販売しない」あるいは「同意した消費者に優先して販売する」と言われた、などの苦情相談が寄せられています。
販売事業者から提示された条件
- メンテナンスパックやオプション装備品の購入
- ローン契約での購入
- 下取車の入庫(売却)
- 指定した保険会社での任意保険加入
- 現金一括購入の際も、一定期間販売事業者が所有権を留保
上記1~4について、契約等を強制した場合、独占禁止法で禁止されている「不公正な取引方法(抱き合わせ販売 等)」に該当するおそれがあります。
上記5については、現金一括購入した場合、車両は購入者の所有物となるため、車検証上の「所有者」は、購入者が特段指定していない限り、購入者の名義としなければなりません。
※ローン購入の場合は、支払を完済するまでの間、所有者の名義を信販会社、もしくは販売事業者とするのが一般的です。
「不適切な販売方法」に該当するような販売条件を提示された場合
- 注文(契約)を急ぐことなく、商談を中断する
- 販売事業者本社の「お客様相談窓口」などに連絡して状況を説明し、適切な販売対応を求める
- 消費生活センターや自動車公正取引協議会「消費者相談室」(車・バイク購入トラブル専門の相談窓口 詳細は下記関連リンクで確認)に相談する
「転売を目的とした購入ではない」旨の同意を求められるケースもありますが、同意した場合であっても、現金一括購入の場合は所有者の名義は購入者となるため、販売事業者にその自動車の売却などを差し止める権利はありません。
見積もりを家に持ち帰り、ゆっくり見直してみましょう。
- 不必要な装備品を付けていませんか?
- 金額に間違いはありませんか?
- 税金や保険、諸費用等も見積もりに入っていますか?
(自動車リサイクル法関連費用は、原則として新車購入時に負担します。廃車にせず自動車を売却した場合、負担したリサイクル料金は返却されます。)
契約にあたって
約款は必ず読みましょう。
特に「契約成立時期」と「キャンセル料」については、必ずチェックしておきましょう。
内容がわからない場合は、その場で担当者に質問しましょう。
「契約したが、支払いができなくなった。」「やっぱり別の車にしたいが、キャンセルできないと言われた。」という相談が多くあります。
いちど成立した契約は、どちらか一方の都合により勝手に解約することはできません。
よく考えてから、注文書(契約書)にサインするようにしてください。
口約束はトラブルの元
営業担当者が「保証を付ける」「オプションをサービスする」と約束してくれた場合は、注文書(契約書)に記載されているか必ず確認してください。
記入がない場合は、注文書の備考欄等に必ず、記載・押印してもらいましょう。
注文書の作成(内容の再確認)
見積り書の内容や、注文した事柄とよく照らし合わせて、正確に記入してもらいましょう。
全ての記入が終わったら、署名・捺印する前に注文書を家に持ち帰って最終チェックしましょう。
記入されている内容に納得したら、署名・捺印して担当者に提出します。
※必ず、注文書の控えをもらっておきましょう。
納車時の最終チェックポイント
納車はできるだけ昼間にお願いし、明るい中でしっかりと車を確認しましょう。
- オプション等に間違いはありませんか?
- 車検証は受け取りましたか?
(記載内容に間違いはありませんか?) - 保証書はありますか?
(記入事項に間違いはありませんか?) - エアコンやナビの操作方法は大丈夫ですか?
(分からない時はきちんと確認しましょう。)
中古車の購入
中古車は、使用による品質の劣化が生じていることや、使用環境等の違いにより、同じ車種や年式であっても、車の状態は1台ごとに異なります。また、販売店によって販売方法や条件が異なることにも注意が必要です。
情報収集をしっかりと行い、信頼できる販売店から購入するようにしましょう。
広告や店頭展示車のプライスボードに表示されている内容も、必ず確認してください。
中古車を購入する際に確認するポイント
- 支払総額
2023年10月1日より、中古車の販売価格の表示が『支払総額』に変わりました。
「支払総額」とは、「車両価格」に購入の際に最低限必要な「諸費用」を加えた価格です。 - 定期点検整備実施状況
販売する中古車に「定期点検整備(法定12カ月定期点検整備以上)」を実施するかどうか、実施した場合の整備費用は「車両価格」に含まれているか確認しましょう。 - 保証の有無
保証が付いているか、保証期間はいつまでか、確認しましょう。
※「現状渡し(保証なし・定期点検整備なし)で購入したが、納車後すぐに故障した。」という相談が多くあります。 - 走行距離数
走行距離計に示されたキロ数が実際の走行距離と異なっている場合は、コンディション・ノート等にも記載されています。 - 修理歴の有無
修理歴(車体の骨格に当たる部位の修正あるいは交換歴)がないか、確認しましょう。
※事故歴の有無ではなく、事故等による「車体の骨格に当たる部位の修正あるいは交換歴の有無」が表示されます。
インターネットで中古車を購入する際の注意点
- 画像に写っていないキズやへこみがあった。
- エンジンやミッション、エアコンやカーナビの状態が悪い。
- シートの座り心地が悪い。
- たばこ臭やペット臭がする。
- 実際に見た色が、インターネットの写真と違う。
などで、契約をキャンセルしたいとトラブルになる場合が多くあります。
「大きなキズはない」と説明された場合でも、「自分は大きなキズと感じた」、というケースもあります。
気に入った中古車を見つけたら、販売店が遠方であっても、実際に車両を見に行って状態を確認することをお勧めします。
遠方の販売店と契約する場合
「1年保証が付いていたが、故障したと連絡すると販売店に持ち込むように言われた。」というケースもあります。
- 故障した場合は販売店に持ち込むのか、近隣の販売店で修理できるのか。
- その際の「修理費用」や「車両の運搬費用」はどちらが負担するのか。
なども、忘れずに確認しておきましょう。
即決・衝動買いは避け、慎重に検討しましょう
気に入った車の「見積り書」をもらったら、家に持って帰ってゆっくりと考えましょう。
契約成立後は注文をキャンセルできない場合があります。注文がキャンセルできても、高額なキャンセル料が発生する場合もありますので、気を付けてください。
新車の契約時と同じく、約款・契約書(注文書)を熟読しましょう
注文書の控えや保証書はきちんと保管しておきましょう。
税金や保険料・諸費用などの付帯費用についても、よく確認しましょう。
納車時の最終チェックも確実に行いましょう!
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