食物アレルギー
食物アレルギーは好き嫌いとは違います。
アレルギーの原因となる食物(原因食物、アレルゲン)を食べたり、触れたり、吸い込んだ りすることにより、さまざまな症状がでることがあります。
命に関わる「アナフィラキシーショック」が 起こることがあります!
「意識がなくなる」「血圧が低下する」といった重篤な症状が出ることをアナフィラキシーショックといい、一刻も早く医療機関で治療しないと命に関わることもあります。
食物アレルギーの患者さん・ご家族の方へ
外食・中食を利用するときに気をつけること
※中食…あらかじめ容器包装されずに販売される弁当や総菜等の店頭での対面販売
- 食物アレルギーであることをきちんと伝える工夫をしましょう!
食物アレルギーコミュニケーションシートなどを活用しましょう(詳細は関連リンクより確認) - 誤食のリスクが潜んでいます!
- 外食・中食で「原因食物の意図しない混入」を完全に防ぐことは困難です。
- 原因食物が含まれているかわからないとき、お店に確認しても心配な点があるとき等は、利用しないようにしましょう。
- お店から提供される情報を利用するときは、以下の点に注意しましょう。
- 外食・中食では、食物アレルギーに関する情報提供が義務付けられていません。
- 「加工食品のアレルギー表示」とは表示のルールが違います。
(加工食品の場合、特定原材料を微量でも含むときには表示が必要となります) - お店により、アレルギー表示の範囲が違います。
(乳・卵・小麦のみ、特定原材料のみ、特定原材料と特定原材料に準ずるものをすべて表示等) - 最新の情報が表示されていない場合があります。
- アレルギーに関する情報は、責任者等、食物アレルギーに詳しい店員さんに確認しましょう。
原因となる食物は人によって違い、微量で発症する人もいれば、少量であれば食べられる人もいます。「食べられる/食べられない」は、最終的に自身または家族が判断しましょう。
外食・中食事業者の皆さんへ
食物アレルギーの患者さん・家族は外食や中食の利用に困っています!
料理に含まれる原因食物(アレルゲン)の情報がないと食べられるか判断できず、食物アレルギーの患者さんは外食・中食を利用できません。
食物アレルギーに関する取り組みを必要としている人の割合
食物アレルギー患者の割合は、乳幼児の5~10%、学童期以降の1~3%。
3歳までに食物アレルギー疾患と診断された割合は、1999年度から2019年度に約2倍に増加しています。
(詳細は下記関連リンクから確認してください)
気をつけなくてはいけないこと
- 最新で正確な情報を提供しましょう。
- 間違った情報は誤食事故に繋がりかねません。
- 正確に情報提供できる範囲から対応を始めることも一つの方法です。
- あいまいな回答をしないようにしましょう(わからない場合は「わからない」と回答しましょう)。
- 原因食物の意図しない混入の可能性を伝え、重症者には慎重に判断することを促しましょう。
- 「食べられる/食べられない」の判断はお客様にしていただきましょう。
- 食物アレルギーに関する問い合わせには、正しい知識を持った店員が対応しましょう。
(責任者は食物アレルギーの正しい知識を学びましょう)
食物アレルギー事故が発生した場合、緊急性が高い症状がある場合には、ためらわずに救急車を呼びましょう。
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伊勢市消費生活センター(商工労政課内)
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ファクス:0596-22-5014
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